古澤滿
( ふるさわ・みつる )大阪市立大学理学部助教授、第一製薬分子生物研究室長などを経て、ネオ・モルガン研究所設立。発生生物学者。著書に『DNA’s Exquisite Evolutionary Strategy』がある。
loading...
生物は、遺伝子に偶然生じた突然変異によって進化する。だが、突然変異の多くは有害だ。偶然にまかせていては、進化どころか絶滅してしまうのではないか?この矛盾を解く鍵は、DNAが自己複製の際に見せる奇妙な不均衡にあった―。カンブリア爆発の謎から進化加速の可能性まで、生物進化の見方を劇的に覆す画期的な新理論。
序 進化論との出会い
第1部 進化の常識を疑う(進化とは何か
進化と時間
進化、解けない謎)
第2部 不均衡進化論(奇妙にして巧妙なしくみ
不均衡モデルと均衡モデル
進化加速を実験する)
第3部 進化の意味と可能性(残された課題と不均衡進化論の未来
不均衡進化論からわかること)
第4部 生命と進化(生命の美学)
本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。