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筑摩選書

脳の風景

——「かたち」を読む脳科学

定価

1,760

(10%税込)
ISBN

978-4-480-01526-6

Cコード

0345

整理番号

24

2011/09/13

判型

四六判

ページ数

208

解説

内容紹介

脳は宇宙でもっとも複雑な構造物だ。その内部には様々な形があり、模様があり、色がある。顕微鏡を通して脳の組織を覗いてみると、そこには驚くべき風景が広がっている。形態は機能をほのめかし、脳進化を解明する手掛かりが潜む一方で、最新脳科学においても意味不明なものもある。本書では、機能中心に語られることの多い脳の「実体」をビジュアルとともに紹介、「かたち」から脳の不思議に迫る。

目次

第1章 脳に石畳
第2章 脳の中の小人たち
第3章 脳のアニマルプリント
第4章 変わる脳
第5章 脳の森の木々
第6章 鼻と目を結ぶ神経
第7章 驚愕の風景

著作者プロフィール

藤田一郎

( ふじた・いちろう )

一九五六年広島県生まれ。七九年、東京大学理学部生物学科卒業、八四年、同大学院理学系研究科動物学博士課程修了(理学博士)、岡崎国立共同研究機構生理学研究所、カリフォルニア工科大学、理化学研究所、新技術事業団を経て、九四年、大阪大学医学部教授。二〇〇〇年、同大学院生命機能研究科教授。専門は認知脳科学。特にヒトを含めた霊長類における視覚認識の脳内メカニズムの解明を行っている。一般向けの著書に『「見る」とはどういうことか──脳と心の関係をさぐる』(化学同人)、『脳ブームの迷信』(飛鳥新社)などがある。

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