シリーズ・全集
地べたから考える
─世界はそこだけじゃないから
ブレイディみかこ
著
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カレーなるおなじみ料理は、およそ100年前、文明開化の波に乗ってやって来た。洋食の定番となったカレーだが、その脚本家といえば、インド。かの国では、10種から30種ものスパイスを、材料やその日の天候、体調などによって複雑に組み合わせる。スパイスたっぷりのカレーには、暑い国に生きる人びとの知恵が潜んでいるらしい。食卓の人気者、カレーを徹底的に探ったら、アジアの歴史と文化が見えてきた。
1 カレー日本史
2 カレーの源流をたどる
3 カレーを分析する
4 辛さの秘密
5 アジアのカレー民族誌
6 カレーは薬になる?
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