神戸市立中央図書館で本書と巡り会った。2030年までに超巨大地震が発生する可能性が地震専門家と専門機関から警告される今、自らの専門知識を被災住民のために提供して実際の復興にかかわった異色の学者の闘いの軌跡に感銘を受けた。
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内容紹介
一九九五年の阪神・淡路大震災は、設計基準の想定を大きく上回る地震であった。そんななかで、実際には、どんな建物がどう壊れたのか。そして、同じ規模の地震でも大きな被害を受けないようにするには、どこをどう補強すればいいのか。ピロティ補強から地盤改良まで、実際に被災マンションの復旧・耐震補強に力を尽くした著者たちが、その具体的なやり方をイラスト入りで解説する。
目次
第1部 阪神・淡路大震災はどんな教訓を残したのか(どんな地震だったのか?
被害の実際)
第2部 イラストで見る、復旧工事と耐震補強の実際(シミュレーション設定
“Aマンション”(ピロティ破壊)
“Bマンション”(液状化現象による杭基礎の損傷)
耐震補強のすすめ)
第3部 震災復旧の歴史が教えるもの(すでに確立している復旧技術
戦前のRC造建築はなぜ壊れなかったのか)
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