ちくま新書
歴史学はこう考える
松沢裕作
著
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五年先、一〇年先の職業人生について、あなたは展望をもつことができるだろうか。ひとつの会社組織の中で?ワっすぐにつながるキャリアを思い描くことが困難な現代、これは多くの人が共有する悩みであろう。では、長期的な視点でキャリアをデザインするには、つまり自分の仕事と生き方に戦略をもつには、何が大切か?本書では、キャリアの転機を乗り越えてきたヨーロッパ職業人の個人史を素材に、その勘所をさぐる。
第1章 個人史にキャリア転機をみる
第2章 若者はなぜ守りに回るのか―防衛するキャリア初期
第3章 中年の危機をどう乗り越えるか―選択するキャリア中期(男性)
第4章 運・不運にどう適応するか―模索するキャリア中期(女性)
第5章 学習の持続はなぜ可能か―学習するキャリア後期
第6章 転機をいかに乗り越えるか
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