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ちくま新書

おまけより割引してほしい 

——値ごろ感の経済心理学

定価

770

(10%税込)
ISBN

978-4-480-06334-2

Cコード

0233

整理番号

626

2006/11/06

判型

新書判

ページ数

224

解説

内容紹介

意識的にせよ無意識的にせよ、商品の価値にどれだけの費用を払うべきか天秤にかけた結果で、「値ごろ感」の有無は生じる。本書はその「値ごろ感」が生み出される仕組みを解き明かし、さらには、ベストセラーがベストセラーたる理由、衝動買いやついで買いをさせられてしまう仕掛けなども豊富な事例とともに解説する。買い手も売り手も必読の経済心理学入門である。

目次

1 値ごろ感ってなんだろう?(おまけより割引してほしい―値ごろ感の因数分解
棚ぼたの好ましさ―値ごろ感の分母を支配する負担感
うまい、やすい、はやい―値ごろ感を生み出すもの)
2 売れるものにはワケがある(ベストセラーの秘密
どうして衝動買いをするのか?
ついでに買わせるコツ)

著作者プロフィール

徳田賢二

( とくだ・けんじ )

1947年生まれ。一橋大学経済学部卒業。日本長期信用銀行、社団法人ソフト化経済センターを経て、現在、専修大学経済学部教授。専攻は流通経済論・地域経済論。消費者の視点に立った流通や街づくりの研究を続けている。著書に『おまけより割引してほしい』(ちくま新書)、『流通経済入門』『旅行』(ともに日本経済新聞社)、『こんな時代でも売る』(監修、小学館文庫)、『地域経済ビッグバン』(東洋経済新報社)、『現代地域問題の研究』(編著、ミネルヴァ書房)、『市民のためのコミュニティ・ビジネス入門』(編著、専修大学出版局)などがある。

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