春木良且
( はるき・よしかつ )1956年生まれ。東京大学工学系研究科博士課程単位取得期間満了退学(先端学際工学専攻)。現在、フェリス女学院大学国際交流学部教授。1970年代の後半から小型コンピュータに関心を持ち、企業で研究開発などに携わる。1995年に現職に就いて以降、消費者側からの技術評価に軸足を移す。学問領域を横断した、新しい学問手法「?げる学問」の体系化をライフワーク的なテーマとし、本書はその一環でもある。近年では、ネット配信の進展により、音楽がメディアを脱し、「音楽=情報」となる現象に大きな関心を持つ。著書に『オブジェクト指向への招待』(近代科学社)、『オブジェクト指向実用講座』(インプレス)、『情報って何だろう』(岩波ジュニア新書)などがある。