金子元久
( かねこ・もとひさ )1950年生まれ。シカゴ大学修了(Ph.D.)。教育学者(高等教育、開発教育)。現在、東京大学教育学部長、中央教育審議会委員。高等教育研究の第一人者として、その業績は日本のみならず国際的にも高い評価を得ている。著書に『教育・経済・社会』『教育の政治経済学』(放送大学教材)、『近未来の大学像』(玉川大学出版部、編著)などがある。
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社会が変われば大学も変わる。大学全入時代をむかえ、いま大学の理念や組織のあり方が大きく揺らいでいる。今後も大学が未来の社会を考える場であり続けるためには、何が必要なのか。そして、学生は大学でいったい何を学ぶべきなのか。高等教育が直面する課題を、歴史的かつグローバルな文脈のなかでとらえなおし、大学が確実な「教育力」をもつための方途を考える。大学関係者、受験関係者、必読の一冊。
序章 「教育力」の構造
第1章 大学教育の歴史的潮流
第2章 大学教育のアメリカ・モデル
第3章 日本的特質
第4章 大学教育の転換点
第5章 職業能力・コンピテンス・教養
第6章 教育力を作るもの
第7章 教育力の基盤
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