蒲谷宏
( かばや・ひろし )1957年神奈川県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。早稲田大学大学院日本語教育研究科教授。専門は、日本語学・日本語教育学。主な研究課題は、敬語コミュニケーション(教育)、待遇コミュニケーション(教育)。文化庁文化審議会国語分科会敬語小委員会の副主査を務める。著書に『敬語表現』『敬語表現教育の方法』(共著、大修館書店)、『実戦・実用日本語トレーニング』(監修、講談社)などがある。
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敬語は必要だ。その場に相応しい敬語が自然に使えれば、ビジネスでもプライベートでも、より望ましいコミュニケーションができるに違いない。でも敬語は難しい。「尊敬語」か「謙譲語」か混乱する。間違いに目クジラを立てる人も多い。どうしたら、より洗練された敬語を使えるようになるのだろう…。本書では、敬語をコミュニケーション全体のなかで捉え、相手を尊重しながら自分自身を表現する手段として体系的に整理、具体的なシーンを想定しながら「敬語コミュニケーション」能力を磨く。
1 理論編(「大人のKC」はなぜ必要か
「大人のKC」を考えるために
「大人の敬語」の体系
「大人のKC」における「意識(きもち)」
「大人のKC」における「丁寧さ」とは)
2 実践編(「大人のKC」を磨く
「大人のKC」を身につける)
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