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ちくま新書

文科系のためのDNA入門

定価

792

(10%税込)
ISBN

978-4-480-06408-0

Cコード

0245

整理番号

709

2008/03/05

判型

新書判

ページ数

240

解説

内容紹介

前世紀の大発見にして、今やすっかりお馴染み、わかったつもりになっているDNA。でも、親と子が似るのはなぜか、DNA鑑定は何を特定できるのか、明確に答えられるだろうか。本書では、身近で科学的な疑問に答えながら、卓抜なアナロジーを駆使してDNAワールドを解説。複雑にしてダイナミックなDNAの振る舞いをつぶさに見つめ、さらにその起源にまで迫る壮大にしてエンターテインメントな生物学入門。

目次

第1章 DNAとは何か―どうして親と子は似るのか(遺伝子・DNA・タンパク質
ねじれたDNAと膨潤した核)
第2章 複製するDNA―それはどのように親から子へと受け継がれるのか
第3章 格納されたDNA―DNAは核の中で一体何をしているのか
第4章 人間社会とDNA―それは私たちとどう関わっているのか
第5章 DNA・今昔物語―それはどこからきたのか

著作者プロフィール

武村政春

( たけむら・まさはる )

1969年三重県生まれ。名古屋大学大学院医学研究科博士課程修了。名古屋大学助手、三重大学助手を経て、現在、東京理科大学講師(理学部第一部教養学科)。分子細胞生物学研究、特にDNA複製システムと複製酸素の作用機序を専門とする一方、生物学教育ならびに科学啓蒙の新しい方法を研究・実践。また幅広い趣味の中に妖怪研究があり、生物学とそれを融合させた著書もある。近年、啓蒙科学の新鋭として注目されている。著書に『生命のセントラルドグマ』(講談社ブルーバックス)、『DNAの複製と変容』(新思索社)、『ろくろ首の首はなぜ伸びるのか』(新潮新書)、『人間のための一般生物学』(裳華房)など。

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