武村政春
( たけむら・まさはる )1969年三重県生まれ。名古屋大学大学院医学研究科博士課程修了。名古屋大学助手、三重大学助手を経て、現在、東京理科大学講師(理学部第一部教養学科)。分子細胞生物学研究、特にDNA複製システムと複製酸素の作用機序を専門とする一方、生物学教育ならびに科学啓蒙の新しい方法を研究・実践。また幅広い趣味の中に妖怪研究があり、生物学とそれを融合させた著書もある。近年、啓蒙科学の新鋭として注目されている。著書に『生命のセントラルドグマ』(講談社ブルーバックス)、『DNAの複製と変容』(新思索社)、『ろくろ首の首はなぜ伸びるのか』(新潮新書)、『人間のための一般生物学』(裳華房)など。