高橋伸夫
( たかはし・のぶお )1957年北海道生まれ。1980年小樽商科大学商学部卒業。1984年筑波大学大学院社会工学研究科単位取得。学術博士(筑波大学)。現在、東京大学大学院経済学研究科教授。専門は経営学・経営組織論。主な著書に『組織力』(ちくま新書)、『虚妄の成果主義』(ちくま文庫)、『〈育てる経営〉の戦略』(講談社選書メチエ)、『できる社員は「やり過ごす」』(日経ビジネス人文庫、文春ウェブ文庫)、『経営の再生』(有斐閣)、『日本企業の意思決定原理」(東京大学出版会)などがある。
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経営の本質とは、一人ひとりでは突破できない難関を、みんなでなんとか切り抜けることにある。そのためには「組織力」を高めることが欠かせない。組織力を宿し、紡ぎ、磨き、繋ぐことで、人々ははじめて組織であり続けることができるのだ―。新入社員から役員まで、組織人なら知っておいて損はない組織論の世界。ビジネスの神髄を理論的に解説。
第1章 組織力を宿す―組織の合理性(結論よりもプロセスの方が大切だよね
そもそも問題解決だけが意思決定ではない ほか)
第2章 組織力を紡ぐ―仕事を共にする(コミュニケーション!
組織化とは何か? ほか)
第3章 組織力を磨く―経営的スケール観(「~できる」スケール観
学習曲線の秘密 ほか)
第4章 組織力を繋ぐ―あなたの仕事(余人をもって代え難し
組織力を繋ぐのはあなたの仕事)
付章 組織化の社会心理学
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