桑田真澄
( くわた・ますみ )1968年生まれ。PL学園、読売ジャイアンツ、ピッツバーグ・パイレーツを経て、現在野球解説者。早稲田大学大学院修了も話題となる。著書『心の野球』(幻冬舎)、『野球の神様がくれたもの』(ポプラ社)、『試練が人を磨く』(扶桑社文庫)など。
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小さな大エース、桑田真澄。決して恵まれた体でないにもかかわらず長く活躍できた陰には、卓越した理論と不断の努力があった。少年野球からプロ野球まで、旧弊なしきたりに立ち向かい、いかに合理的・効率的な練習を追求してきたか。大学院で野球の研究論文まで執筆した探究心の根源には何があるのか―長年にわたり日米の野球史を研究し、球界の堕落に警鐘を鳴らしてきた作家・佐山和夫が、野球人・桑田真澄の成功の秘訣と、その背景にある独自の「野球道」の精神に迫る。
第1章 野球人生を振り返って(いまは野球人生の「五回裏」が終わったところ
作家・佐山和夫と野球人・桑田真澄の出会い ほか)
第2章 ベースボールと「野球道」(野球選手のセカンドライフ
ベースボールとは違う日本の「純正野球道」 ほか)
第3章 指導者は意識改革せよ(練習量は多ければいいわけじゃない
「三角形の頂点でボールを捕れ」のおかしさ ほか)
第4章 魅惑のプレーヤー伝説(伝説の球児・桑田真澄がまっすぐカーブしか投げなかった理由
サチェル・ペイジとジョン・ギブソン ほか)
第5章 野球の未来のために(四球のルールは変えるべき
ホームランで二周すれば二点だった ほか)
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