小佐田定雄
( おさだ・さだお )1952年、大阪市生まれ。落語作家。77年に桂枝雀に新作落語『幽霊の辻』を書いたのを手始めに、米朝一門を中心に落語の新作や滅んでいた落語の復活、東京落語の上方化などを手がける。これまでに書いた新作落語は200席を超える。近年は上方落語だけでなく、東京落語や、時には狂言の台本も手がけている。90年に第7回咲くやこの花賞、95年に第1回大阪舞台芸術賞奨励賞を受賞。著書に「落語大阪弁講座」(平凡社)、「5分でらくごのよみきかせ」全三巻(PHP研究所)、「上方落語のネタ帳」(PHP研究所)などがある。