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ちくま新書

日本でいちばん社員のやる気が上がる会社

——家族も喜ぶ福利厚生100

【大人気】『日本でいちばん大切にしたい会社』著者の最新刊!

全国の企業1000社にアンケートをし、社員と家族を幸せにしている100の福利厚生事例と、業績にも確実によい効果が出ているという分析結果を紹介する。

定価

902

(10%税込)
ISBN

978-4-480-06884-2

Cコード

0234

整理番号

1179

2016/03/07

判型

新書判

ページ数

256

解説

内容紹介

全国の企業一〇〇〇社にどんな福利厚生をしているかアンケートをし、社員とその家族を幸せにしている一〇〇の事例を厳選して紹介する。それが業績にも確実に効果を及ぼしているという分析もあわせて明らかにする。いつでも子連れ出勤可能。最もながめのいいところに社員のカフェがある。残業を減らすとボーナスが増える。…等々導入の仕方や、その効果を紹介する。中小企業が工夫をした参考にしやすいユニークな事例ばかり。

目次

序章 「社員のモチベーションを高める経営」とは?
第1章 中小企業の福利厚生制度の現状(現在実施している法定外福利厚生制度
今後の方向と目的
今後新たに実施したい制度 ほか)
第2章 社員と家族が飛び上がって喜ぶ福利厚生制度一〇〇(子育て 三〇〇万円の出産祝い金を支給
子育て 病児のためのベビーシッターを会社で契約
子育て 学校や保育園が休みの日は、「子供同伴出勤」 ほか)
第3章 今後の福利厚生制度導入・運営の五つの視点(業績向上の手段ではなく社員とその家族の幸せのため
制度の導入よりも企業風土が大切
全体対応よりは個別対応 ほか)

この本への感想

中小企業のユニークな福利厚生制度を100取り上げた本。
勤務時間や休暇にかかわるものだったり、ご褒美にかかわるものだったり、

おやつや食事に関わる物だったり、読んでいても楽しく、羨ましくなる。

まとめてしまうのは無理があるが、あえていえば、
生活時間、家族の時間を犠牲にさせない福利厚生、という要素が強いように思う。
生活に寄りそうというのか。
生活の事情により多少働けない時間があっても、それを認める風土があれば、
後顧の憂いなく仕事が出来、働く時間の集中度が上がろうというもの。

ご褒美に関わるものも、大した金額ではないのだろうが、給与で払うより、
その人を見て賞をあげる、という形のほうがはるかに従業員の喜びは大きい。
自己実現ができる。

あとは経営者がどこまで従業員を考えるか。
経営者は福祉家じゃないんだから、当然企業の継続を目標に経営をする。
その要素として、従業員をどう扱うか。
休みをとらせ、ご褒美をあげることでコストがかかったとしても、
結果的に従業員からそれ以上のリターンが返ってくればいいのだ。

しかしそういうことはMBAでは教えない。
マズローだのマクレガーだのハーズバーグだのは学ぶだろうけど、
それ以上にコスト意識が先に立って、
休みを増やすとか、賞をあげるとかはなかなかできなそう。
サラリーマン社長には無理かね。

ザーッと読んだが、面白い。

まゆはる

さん
update: 2016/07/13

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