家庭という学校
親は最高の教師である。子供が誰でももつ天才的能力をつなぎとめるには、親が家庭で上手に教育するしかない。誇りを持って、愛情をこめて子を導く教育術の真髄。
人間はわが子の育て方が上手でない。本気になってこどもの能力をのばすことを考えないのだ。三歳過ぎまでのこどもは、ほとんどすべての子が天才的能力をもっている。まわりの大人がそう思わないで放っておくので、その能力をつなぎとめられない。ではどうすればいいのか。能力を引き出すために、親は何をすればよいのか。若いときの苦労は買ってでもさせる、人任せにせず親が自分で教える、経験こそが大事である、など子育てで心がけるべきことを提示し、家庭教育の復権を訴える。
1 能力を引き出す(家庭は学校
はじめは天才的 ほか)
2 苦労は買ってでもせよ(お母さんの声変わり
ハコ入り ほか)
3 親が自分で教える(よく学びよく遊べ
かけっこ ほか)
4 経験こそが大事(五銭のレントゲン
「みかんとらせて」 ほか)
5 子育てで難しいこと(朝飯前
叱る・ホメる ほか)
2016.4.22 たかさん
高学歴化する家庭。
非常勤化する先生。
家庭という「学校」の復権を考える
良書である。
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