loading...

ちくま新書

「野党」論

——何のためにあるのか

野党とは民主政治をよりよくするためのツールだ。この観点から多角的な光を当てて、野党の効用を説く。目から鱗の野党論!

定価

880

(10%税込)
ISBN

978-4-480-06903-0

Cコード

0231

整理番号

1195

2016/07/05

判型

新書判

ページ数

240

解説

内容紹介

野党は無責任で党利党略ばかり―。そう感じる人も少なくないだろう。だが野党は、民主主義をよりよくする上で不可欠のツールである。与党の取りこぼす民意をすくい上げ、政治に反映させ、争点を明確化し、異義申し立てをする。それによって代表制民主主義は安定を手にする―。野党の歴史から各国比較まで、基礎知識を整理し、これからの野党を展望する本書は、野党を「上手に使いこなす」ための必読の書である

目次

序章 何のための野党か?(野党の三つの機能
野党はユビキタスな存在? ほか)
第1章 新しい野党のかたち(汲み尽くし得ない民意
ヨーロッパとアメリカの投票行動 ほか)
第2章 日本の野党を考える(「かりそめ」の五五年体制
変化をいとわぬ「保守本流」 ほか)
第3章 野党を複眼的に考える―ほかの国のオポジションたち(多数主義型とコンセンサス型
権力をどう分散させるか ほか)
最終章 来るべき野党、これからの対立軸(転機となった一九七三年
新自由主義はなぜ台頭したのか ほか)

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。

  • [*]は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
  • (ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
  • ※お寄せいただいたご意見・ご感想の著作権は小社へ帰属し、当ホームページや小社出版物に転載させていただく場合がございます。
  • ※ご意見・ご感想への返信はいたしておりません。ご了承ください。

「ちくま新書」でいま人気の本

いま話題の本