日本震災史 ─復旧から復興への歩み
度重なる震災は日本社会をいかに作り替えてきたのか。有史以来、明治までの震災の復旧・復興の事例に焦点を当て、史料からこの国の災害対策の歩みを明らかにする。
- シリーズ:ちくま新書
- 1,078円(税込)
- Cコード:0221
- 整理番号:1210
- 刊行日:
2016/09/05
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:新書判
- ページ数:336
- ISBN:978-4-480-06916-0
- JANコード:9784480069160
- 在庫 問合せ
度重なる震災は、日本社会をどのようにつくり替えてきたのだろうか。災害の歴史から、救済と支援、復旧・復興の技術的進展に焦点を当て、古代・中世から近代までの象徴的な事例を取り上げて具体的に分析。社会が持つ災害への対応力の歴史的変遷をたどる。東日本大震災の衝撃から立ち直りかけようとする現在の被災地の現実を見据えつつ、災害の社会史研究に長く従事してきた著者ならではの視点から、歴史災害の復旧・復興の歩みと、時代を超えて人々が抱えてきた問題を読み解く。
第1章 古代・中世
第2章 近世1―一八世紀初頭の多発災害
第3章 近世2―飢饉と救済
第4章 幕末―内憂外患の危機
第5章 近代―国家と災害
終章 復旧から復興へ
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