為末大
( ためすえ・だい )1978年広島県生まれ。スプリント種目の世界大会で日本人として初のメダル獲得者。3度のオリンピックに出場。男子400メートルハードルの日本記録保持者(2017年5月現在)。現在は、スポーツに関する事業を請け負う株式会社侍を経営するほか、一般社団法人アスリートソサエティの代表理事を務める。主な著作に『走る哲学』、『諦める力』など。
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安定した会社に入ったから「もう人生は安泰だ」なんてことはもはやない時代。本当にこれから給料が上がっていくのか?と不安に思う人も多いだろう。そうした状況でも生き抜くために、自分のこれまでの人生を振り返り、適切なタイミングで方向転換するための考え方を身に付ける必要がある。若いうちに仕事をリセットしなければならないアスリートの言葉と、人材育成を研究する学者の言葉が交差するところに、そのヒントがたくさん詰まっている。
第1章 右肩上がりの単線エスカレータ人生はもう終わり(「これで大丈夫!」の時代は終わった
「働かないおじさん」はこうして生まれる ほか)
第2章 勝てる傍流か、負ける主流か?(早すぎるピーク
プライドが削れないと成長できない ほか)
第3章 新たなスタートを切るために(会社に入ると窮屈な感じに
違う世界を見ることで自分の商品価値を知る ほか)
第4章 自分の経験をリフレクションする(三年ごとに大きな転換を求める
成果を残すために苦しい条件を引き受ける ほか)
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