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ちくま新書

大学の未来地図

——「知識集約型社会」を創る

高等教育機関たる大学は知の集積拠点である。価値創造の上でも力を発揮する大学は、日本の未来にとっても重要な役割を果たす。その可能性を説く新時代の大学論!

定価

836

(10%税込)
ISBN

978-4-480-07201-6

Cコード

0237

整理番号

1386

2019/02/05

判型

新書判

ページ数

208

解説

内容紹介

「知恵とそれを活用する人が集積する場」、それが大学だ。「デジタル革命」を契機に、社会のあり方は劇的に変わりつつある。変化のスピードも激しい。こうしたなか、大学はどのような役割を果たし得るのか?日本の大学は、多様で最先端の研究者を数多く擁し、優れた人材を輩出してきた。豊富な人材ネットワークを持ち、大学間をつなぐ高度な情報インフラも整備している。だからこそ大学は、全世代が活躍する「知識集約型社会」モデルを創ることにも貢献できる―。東京大学総長による、まったく新しい大学論である。

目次

はじめに―「大学の出番!」
第1章 まずは大人が頑張ろう
第2章 これから世界はどう変わるのか
第3章 強力な社会インフラとしての大学
第4章 ビジネスパートナーとしての大学
第5章 大学は面白い!
第6章 東大の経営改革
第7章 研究に打ち込める大学へ
おわりに―全世代が主役

著作者プロフィール

五神真

( ごのかみ・まこと )

1957年生まれ。1980年、東京大学理学部物理学科卒業。理学博士(東京大学)。光量子物理学を専攻。東京大学大学院理学系研究科物理学専攻教授、東京大学大学院理学系研究科長・理学部長などを経て、2015年より第30代東京大学総長。日本学術会議会員、未来投資会議議員、中央教育審議会委員、科学技術・学術審議会委員、産業構造審議会委員、知的財産戦略本部本部員、一般社団法人国立大学協会理事(顧問)などを務める。著書に『変革を駆動する大学: 社会との連携から協創へ』(東京大学出版会)がある。

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