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ちくま新書

ともに生きる仏教

——お寺の社会活動最前線

「葬式仏教」との批判にどう応えるか。子育て支援、グリーフケア、アイドル育成、貧困対策。社会に寄り添う仏教の可能性を探る。

定価

902

(10%税込)
ISBN

978-4-480-07214-6

Cコード

0215

整理番号

1403

2019/04/04

判型

新書判

ページ数

256

解説

内容紹介

地域社会の過疎化による仏教の衰退が問題化する一方で、二〇〇〇年代以降、仏教界では新しい世代による「仏教の社会活動・文化活動」の波が訪れている。本書では、子育て支援、アイドル育成、演劇活動、NPOとの協働、貧困問題、グリーフケア、ビハーラ(仏教版ホスピス)などの多種多様な活動を取り上げ、その社会活動の最前線を、当事者と研究者が協力して紹介する。現代社会に寄り添う仏教の新たな可能性を探る。

目次

第1章 なぜ、お寺が社会活動を行うのか? 大谷栄一
第2章 貧困問題―「おてらおやつクラブ」の現場から 松島靖朗
第3章 アイドルとともに歩む―ナムい世界をつくろう 池口龍法
第4章 子育て支援―サラナ親子教室の試み 関 正見
第5章 女性の活動―広島県北仏婦ビハーラ活動の会 猪瀬優理
第6章 グリーフケア―亡き人とともに生きる 大河内大博
第7章 食料支援と被災地支援―滋賀教区浄土宗青年会のおうみ米一升運動 曽田俊弘
第8章 NPOとの協働から、終活へ―應典院の二〇年と現在、これから 秋田光彦
現代仏教を知るためのブックガイド 大谷栄一

お詫びと訂正

2019年4月刊行のちくま新書『ともに生きる仏教』に誤りがございました。
謹んでお詫び申し上げ、下記の通り訂正いたします。

P.127、最終行
【誤】
『法華経』の経文に由来する
【正】
『法華経』の経文にもその文言がみられる

P.128、1行目
【誤】
儒教に由来する
【正】
マヌ法典や儒教などにみられる

P.128、9-10行目
【誤】
『法華経』にある竜女の成仏に関する経文などをもとにした
【正】
竜女の成仏に関する教説をもとにした

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