ちくま学芸文庫

詩の構造についての覚え書
─ぼくの《詩作品入門》
入沢康夫
著
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1,540
円978-4-480-08522-1
0122
-8-2
1999/11/10
文庫判
400
頁1997年の返還期限をにらんで、香港回収工作の指揮をとる新華社香港支社社長・許家屯。折りから勃発した天安門事件が彼の行く手に立ちはだかる。趙紫陽の失脚、仕掛けられた罠、江沢民との深刻な軋轢。香港、そして世界に波紋が広がるなかで、事件は予期せぬ展開を生んでいく。平和裡の香港回収は成功するのか。中国は「一国二制度」の舵をきれるのか。事件に巻き込まれた許家屯の命運は!?―現代史の裏面に繰り広げられる驚愕のドラマを、当事者が亡命先で克明につづる。中国の厚いベールをはぐ、第一級の歴史証言。巻末に、返還から2年、鄧小平後の香港を分析した文庫版解説を収録。
第11章 敏感な都市―マスコミ工作
第12章 海峡両岸の間―台湾工作
第13章 国際交流の舞台・香港
第14章 天安門風雲記
第15章 新たな中英対立
第16章 祖国を去る
エピローグ 二十一世紀の香港・中国・台湾
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