ちくま学芸文庫

詩の構造についての覚え書
─ぼくの《詩作品入門》
入沢康夫
著
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1,210
円978-4-480-08590-0
0122
-16-1
2000/12/06
文庫判
272
頁1851年、ヴィクトリア朝大英帝国の技術と力の粋を結集した「万国博覧会」が、ロンドンで開催された。その会場となったのが総ガラス張りの巨大な建物・水晶宮である。さまざまな困難を乗り越えて、この万国博覧会を大成功に導いた総指揮者・アルバート殿下、近代建築の先駆けとも言える鉄とガラスの殿堂を構想し、実現させた、庭師上がりの「セルフメイド・マン」ジョーゼフ・バクストン、そしてディケンズ、スティーヴンソン、ブルネル…、水晶宮の誕生から消滅までの歴史を通して、その「生涯」が象徴するヴィクトリア朝の繁栄と変容のドラマを鮮やかに描き出す。
1 ヴィクトリア朝の成り立ち―1851年へのプレリュード
2 ?恪藻似莱?ヨの道
3 設計の危機―そしてジョーゼフ・パクストンの登場
4 アルバート殿下の暗い月
5 水晶宮の実現へ
6 ガラスの殿堂
7 1851年5月1日―開幕の日
8 館内展示品―機械部門と美術部門を中心に
9 会場のにぎわい
10 再びパクストン
11 変容の水晶宮
12 炎上―そして終焉
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