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ちくま学芸文庫

空海コレクション 1

——秘蔵宝鑰 弁顕密ニ教論

主著『十住心論』の精髓を略述した『秘蔵宝鑰』、及び顕密を比較対照して密教の特色を明らかにした『弁顕密二教論』の二篇を収録。 【解説: 立川武蔵 】

定価

1,540

(10%税込)
ISBN

978-4-480-08761-4

Cコード

0115

整理番号

-10-1

2004/10/06

判型

文庫判

ページ数

432

解説

内容紹介

空海が初めてわが国に請来したインド直伝の密教とはなにか?主著『秘密曼荼羅十住心論』の精髄を略述した『秘蔵宝鑰』および顕教と密教とを比較対照して、密教のすぐれていることを明らかにした『弁顕密二教論』を収録する。空海は、『秘蔵宝鑰』で、儒教・道教・バラモン教・インド諸哲学・大小乗の仏教・最澄の天台宗に至るまで、すべての思想・哲学・宗教が大きな密教の実践体系の中に包まれて、それぞれが生かされている、と説く。そして、空海の十住心体系は、われわれの心の世界の展開、精神の発達段階を明示したものであり、全体がマンダラ世

目次

秘蔵宝鑰
弁顕密二教論

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