ちくま学芸文庫
悪文の構造
─機能的な文章とは
千早耿一郎
著
loading...
1,540
円978-4-480-08978-6
0141
-25-2
2006/03/08
文庫判
352
頁「構造」の観点から20世紀の数学全体を基礎づけ直したフランスの若き数学者集団ブルバキ。彼らの壮大な試みはユークリッドの『原論』を模して『数学原論』40余冊として結晶した。最新の各理論の指導的理念やその形成展開の過程はどのようなものであったのか。膨大な原典史料を駆使して、理論の背後にある思考様式や哲学を含め考宰したものが、「歴史覚えがき」として著された本書である。「構造」を「歴史」から逆照射する、数学者自身によるユニークな数学史。数学専攻の学生・研究者はもちろん、「構造主義」哲学に関心のある読者には必読。下巻には「リー群とリー環」など3篇を増補。決定版。
実数
指数と対数
n次元空間
複素数、角の計量
距離空間
微分積分学
漸近展開
ガンマ関数
関数空間
位相線型空間
局所コンパクト空間上の積分
ハール測度.畳み込み積
局所コンパクトではない空間上の積分
リー群とリー環
鏡映群.ルート系
本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。