小林龍一
( こばやし・りゅういち )1925年生まれ。東京大学工学部卒業。立教大学教授、同大学名誉教授。専門は応用統計。著書に『応用統計学』『OR概論』(ともに共立出版)などがある。
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本書は学問として“解析学”を学ぶのではなく、数学を応用して世の中を“解析”することを目指して書かれた教科書である。まず微分積分の基本定理をおさえたあと、それとの類比で差分と和分を解説。そして応用範囲の広い指数関数・対数関数を経て、話題はテイラーの公式、微分方程式・差分方程式にまで及ぶ。さらに、自然や社会で見られる現象を数学的にモデル化する事例を数多く紹介。一変数関数の基礎と応用を広汎かつ丁寧に述べていく。活きた微積分のセンスを養うユニークな入門書。
第0章 量の測定
第1章 微分と積分
第2章 差分と和分
第3章 指数関数
第4章 テイラーの公式
第5章 微分方程式と差分方程式
付録
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