A.N.コルモゴロフ
( こるもごろふ,A.N )1903―1987年。ロシアの数学者。本書収録の論文「確率論における解析的方法について」および著書『確率論の基礎概念』によって、現代的な確率論の基礎を確立。研究は確率論のほか実変数関数論、位相空間論、関数解析、情報理論、数学史など多岐にわたり、晩年に至るまで多様な業績を挙げ続けた。
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1,320
円978-4-480-09303-5
0141
-33-1
2010/07/07
文庫判
304
頁確率論の公理化を行い、現代確率論の基礎を築いたコルモゴロフ最初の主著。1933年に初版が刊行されて以来、今日もなお確率論研究において絶大な意義と影響力を持ち続けている。コルモゴロフの高弟シリャーエフによる解説「確率論の成立史」、および『確率論の基礎概念』に先立ってコルモゴロフが1931年に発表した記念碑的論文「確率論における解析的方法について」を併録。全篇新訳。
第1章 初等確率論
第2章 無限確率空間
第3章 確率変数
第4章 期待値
第5章 条件つき確率と条件つき期待値
第6章 独立性、大数の法則
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