エルンスト・フリードリヒ・シューマッハー
( しゅーまっはー,えるんすと・ふりーどりひ )1911-77年。ドイツ生まれの経済学者。ボン大学でシュンペーターに、ケンブリッジ大学でケインズに学ぶ。エコロジカルな経済学者の先駆者として、『スモール イズ ビューティフル』をはじめその著書は、全世界のエネルギー政策に携わる政治家や、官僚、運動家に読みつがれてきた。
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1,210
円978-4-480-09405-6
0133
-27-1
2011/09/07
文庫判
240
頁『スモール・イズ・ビューティフル』の著者シューマッハーが、その思想を受け継ぎ、社会を変えていこうと志す者のために残した、希望あふれる遺言。人々が物心ともに充実した生活を営むために、化石燃料や原子力に依存する経済活動・生活様式に別れを告げ、地産地消を軸とする暮らしに立ち戻ることを訴える。その具体的な方策として、本書では、産業構造を人間の身の丈にあったレベルに戻す「中間テクノロジー」の研究や、企業を共同所有化する試み、田畑を無理なく順次有機農園に変えていく「救命艇」方式など、生前著者が行ったユニークなプロジェクトが数多く報告されている。
1 ひとつの時代の終焉
2 人間の身の丈にあったテクノロジー
3 みずみずしい未来を予見する
4 適正な所有と行動の様式
5 よき仕事への教育
6 宴は終わった
意義ある仕事への道標(ピーター・N・ギリンガム)
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