ちくまプリマー新書
東大ファッション論集中講義
平芳裕子
著
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子供の頃から女装や化粧を好んだミッシェルは、変な子と言われ続けた…。身体と心の性が異なる一人のピアニストの波乱の人生を通して、性とは何かを考える。
第1章 六本木の昼と夜
第2章 宿命の化粧、運命のピアノ(初めての女装は三歳
ミステリアスな性分化
ピアノとの出会いと封印
ボクと言えない男の子は「オトコオンナ」)
第3章 立ちはだかる世間の壁(音楽科の化粧した男子高校生
見える差別、見えない偏見
息子が消えていく…父の戸惑い)
第4章 ピアノを武器にアメリカで生きる(日本を捨てさせた大失恋
キリスト教国の厳しい現実
ニューヨークの光と翳り)
第5章 彼でも彼女でもない人(美しさへの執念
すべてを包み込む“アンタ”)
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