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ちくまプリマー新書

百姓たちの江戸時代

江戸時代の人口の八割は百姓だった。私たちの祖先であるかれらは、何を食べ、どのように働き、暮らしていたのだろう? 歴史に学び、今の生活を見つめなおす。

定価

880

(10%税込)
ISBN

978-4-480-68810-1

Cコード

0221

整理番号

110

2009/06/08

判型

新書判

ページ数

176

解説

内容紹介

江戸時代の人口の八割は百姓身分の人々だった。私たちの先祖である彼らは、何を思い、どのように暮らしたのだろうか?何を食べ、何を着て、どのように働き、どのように学び、遊んだのか?無数の無名の人々の営みに光をあて、今を生きる私たちの生活を見つめなおす。

目次

第1章 江戸時代の家と村
第2章 百姓たちの暮らし(貨幣経済が暮らしに浸透する
百姓の生業
百姓の日々の暮らし)
第3章 働く百姓たち(日々の労働と経営努力
家を支える村)
第4章 百姓の育ち・学び・遊び(江戸時代の子どもたち
江戸時代の子どもはどんな勉強をしたか
文化を楽しむ百姓たち)
第5章 たたかう百姓たち(百姓一揆をおこす
自然災害とたたかう)

著作者プロフィール

渡辺尚志

( わたなべ・たかし )

1957年東京都生まれ。東京大学大学院博士課程単位取得退学。博士(文学)。国文学研究資料館助手を経て、現在、一橋大学大学院社会学研究科教授。今日の日本の基礎を築いた江戸時代の百姓の営みに、常に寄り添いながら研究を重ねている。著書に『近世の豪農と村落共同体』(東京大学出版会)、『江戸時代の村人たち』(山川出版社)、『浅間山大噴火』(吉川弘文館)、『遠くて近い江戸の村』(崙書房出版)、『近世の村落と地域社会』『東西豪農の明治維新』(塙書房)、『百姓の力』(柏書房)ほか。

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