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定価

858

(10%税込)
ISBN

978-4-480-68811-8

Cコード

0295

整理番号

111

2009/06/08

判型

新書判

ページ数

192

解説

内容紹介

「勝ち組・負け組」という二分法には、とりあえず否を唱えたい。生きることにおいて「勝ち」も「負け」もないからだ。「強いか弱いか」や「損か得か」だけで人を測らず、「美しいか醜いか」という基準を見失わない。それが「負けない」である。

目次

第1章 世間に負けない(「負けない」思想
世間に負けない
情報に負けない
流行に負けない
年齢に負けない
格差に負けない
形式主義に負けない
常識に負けない
未熟に負けない
世間語に負けない)
第2章 他人に負けない(他人に負けない
あなどりに負けない
評価に負けない
「みんな」に負けない
損得に負けない
バカに負けない
鼻もちならぬ人間に負けない
暴力に負けない
「もてない」に負けない
群れに負けない)
第3章 自分に負けない(自分に負けない
個性に負けない
貧乏に負けない
見てくれに負けない
学歴に負けない
劣等感に負けない
嫉妬に負けない
「友だちがいない」に負けない
孤独に負けない)
第4章 世界に負けない(世界に負けない
欧米人に負けない
国家に負けない
無意味に負けない
死に負けない
「負けない」に負けない
「負ける」思想)

著作者プロフィール

勢古浩爾

( せこ・こうじ )

一九四七年大分県生まれ。明治大学政治経済学部卒業。洋書輸入会社勤務ののち執筆活動に専念。市井の一般人が生きてゆくなかで、運命に翻弄されながらも自身の意志を垂直に立て、何度でも人生は立てなおすことができると思考し、静かに表現し続けている。一九八八年、第7回毎日21世紀賞受賞。著書に『まれに見るバカ』(洋泉社)、『自分様と馬の骨』(三五館)、『結論で読む人生論』(草思社)、『ぼくが真実を口にすると 吉本隆明88語』(ちくま文庫)、『会社員の父から息子へ』(ちくま新書)ほか。

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