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定価

1,045

(10%税込)
ISBN

978-4-480-68815-6

Cコード

0244

整理番号

114

2009/07/06

判型

新書判

ページ数

192

解説

内容紹介

光では見ることのできなかった遠方宇宙の姿を、高い解像度で映し出す電波望遠鏡群ALMA。物質進化や銀河系、太陽系、生命の起源に迫る壮大な国際天文プロジェクト。本邦初公開。

目次

序章 アンデスの巨大電波望遠鏡ALMA(ALMAは何の略?
野辺山からALMAへ)
第1章 電波で宇宙を見る(電波とは何か
宇宙からの電波はどのように発見されたか
光で見る宇宙、電波で見る宇宙)
第2章 日本の天文学の歩み(光の天文学から電波天文学へ
国際共同プロジェクトALMA)
第3章 ALMAで何が見えるか(宇宙の夜明け―銀河の誕生
「第2の太陽系」を見る―惑星系誕生の瞬間をとらえる
生命の起源に迫る)
第4章 電波望遠鏡のしくみ(干渉計とは何か
ALMAの観測装置)

著作者プロフィール

石黒正人

( いしぐろ・まさと )

1945年、岐阜県生まれ。名古屋大学大学院工学研究科修士課程修了。理学博士。1970年、同大・空電研究所を経て、1980年、東大東京天文台(現・国立天文台)に移る。1988年から2009年まで国立天文台教授。電波望遠鏡の技術開発と、太陽大気、星形成領域、銀河中心部などの観測的研究が専門。国際共同プロジェクト「ALMA計画」に構想段階から関与し、2007年9月まで日本側プロジェクト・リーダーを務めた後、2009年2月まで国際スタッフとして、チリのアタカマ高地での建設・観測に尽力した。

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