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ちくまプリマー新書

若者の「うつ」

——「新型うつ病」とは何か

定価

858

(10%税込)
ISBN

978-4-480-68816-3

Cコード

0211

整理番号

117

2009/09/07

判型

新書判

ページ数

192

解説

内容紹介

若い人たちに見られる「新型うつ病」とはどのようなものか。「新型うつ病」になりやすい体質や性格があるのだろうか。思春期・青年期にかかりやすい「うつ」について、気づき、立ち直るための対処法をわかりやすく解説する。

目次

第1章 「うつ」って何だろう?(「うつ」について思い浮かぶイメージは?
「うつ病」と「うつ状態」のちがいは何か? ほか)
第2章 若者にみられるさまざまな「うつ」の表れ方―三者三様の「うつ」(高校入学後「うつ」になった女子高校生―典型的なうつ病:メランコリー型うつ病
銀行に就職後「うつ」になった男性―新型うつ病:ディスチミア型うつ病 ほか)
第3章 若者の「新型うつ病」とは何か(「新型うつ病」とは何か
「メランコリー型うつ病」と「新型うつ病」のちがい ほか)
第4章 「新型うつ病」をどう考え、どのように向き合うか(「新型うつ病」をどう考えるか
「新型うつ病」治療における全般的な心得 ほか)
第5章 若者の「うつ」と現代社会(時代とともに「うつ」の病像は変わる
生物学的観点から見たうつ病 ほか)

著作者プロフィール

傳田健三

( でんだ・けんぞう )

1957年静岡県生まれ。北海道大学医学部卒業。ロンドン大学精神医学研究所、英国王立ベスレム病院(青年期病棟、摂食障害病棟)などに留学。現在、北海道大学大学院保健科学研究院生活機能学分野教授。専門は、児童青年期精神医学。2003年度に文部科学省が初めて取り組んだ「子どものうつ病」に関する調査のチームリーダーを務めるなど、若者の「うつ」に対し、精力的に活動している。著書に『子どものうつ 心の叫び』『大人も知らない「プチうつ気分」とのつきあい方』(講談社)、『小児のうつと不安―診断と治療の最前線』(新興医学出版社)、『「子どものうつ」に気づけない!』(佼成出版社)などがある。

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