関満博
( せき・みつひろ )1948年生まれ。一橋大学名誉教授、明星大学教授。専門は産業論、中小企業論、地域経済論。現場主義を標榜し、100冊を超える著書を持つ。 「日本の製造業が危ない……体系だった後継者育成をしなければならない」と、2000年より全国の工業集積地などで私塾を展開。現在では20近くの都市・地域で塾が動いている。気仙沼市、浪江町などの震災復興委員も務める。『空洞化を超えて』(日本経済新聞社、サントリー学芸賞)、『現場主義の知的生産法』(ちくま新書)、『地域産業の「現場」を行く』1~5(新評論)など著書多数。