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ちくまプリマー新書

ヨーロッパ文明の起源

——聖書が伝える古代オリエントの世界

西洋文明の草創期には何があり、人類はどのように文明を築いたか――。聖書を中心に芸術や遺跡などをてがかりに、「文明のはじまり」について読み解く。

定価

946

(10%税込)
ISBN

978-4-480-68992-4

Cコード

0222

整理番号

288

2017/11/07

判型

新書判

ページ数

240

解説

内容紹介

ヨーロッパ文明は、メソポタミアとエジプトを親として生まれた。ではその最初期に何があり、どんな風に人類は文明を築いてきたか。聖書の記述をてがかりにわかりやすく解き明かす。

目次

はじめに―エジプト人はフンコロガシを見て何を思ったか
第1章 ノアの洪水は本当にあったか―世界中にある「洪水伝説」
第2章 なぜ巨大遺跡は古代にしかないのか―神と王と民の権力構造
第3章 古代人の世界観―文明と神話の成り立ち
第4章 古代文明の実像―古代人の暮らしをのぞく
おわりに―古代文明を殺したのは誰か

著作者プロフィール

池上英洋

( いけがみ・ひでひろ )

池上 英洋(いけがみ・ひでひろ):1967年、広島県生まれ。東京藝術大学卒業、同大学院修士課程修了。現在、東京造形大学教授。専門はイタリア・ルネサンスを中心とする西洋美術史・文化史。『レオナルド・ダ・ヴィンチ――生涯と芸術のすべて』(筑摩書房)で第4回フォスコ・マライーニ賞を受賞。『西洋美術史入門』(プリマー新書)、『西洋美術史入門〈実践編〉』(プリマー新書)、『パリ 華の都の物語』(ちくま新書)など著書多数。

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