松谷みよ子
( まつたに・みよこ )1926年東京に生まれる。作家。「びわの実学校」同人。坪田譲治に師事。『龍の子太郎』で国際アンデルセン賞優良賞受賞。『ちいさいモモちゃん』で野間児童文芸賞を受賞。『あの世からの火』(小学館文学賞)、『現代の民話』『松谷みよ子の本』(全10巻 巌谷小波賞)『あの世からのことづて』他著書多数。松谷みよ子民話研究室主宰。
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恩師の永年にわたる励ましがいまの私を育ててくれた。坪田譲治の思い出ほか、忘れ得ぬ人々、本、猫、花、旅など、童話作家のしなやかな心模様を織る一冊。
忘れ得ぬ人(ほんとうの教育者はと問われて―坪田譲治
忘れられぬ手紙一通
坪田文学のふるさと
譲治昔話のこと
めぐりあい
亡き坪田先生を偲ぶ
カンパーイのビールは「びわの実会」の味
坪田譲治文学碑 ほか)
忘れ得ぬ本(『アンデルセン童話全集』によせて
きのう別れた人のように
イワンと私と太郎と
わたしの古典―法華経
岡本かの子『散華経』 ほか)
くらしの中から(あけがた
抜け出した魂
そこは違うごつ
譲治追憶
至福のときに ほか)
旅の記(私のかくれ里
瞽女唄を訪ねて
瞽女宿再現
四国にて
女坂
石のばあさま
道づれ
北欧からソビエトをめぐる ほか)
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