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シリーズ・全集

吉川幸次郎全集24

——補篇4

定価

7,700

(10%税込)
ISBN

978-4-480-74624-5

Cコード

1398

整理番号

1999/09/20

判型

A5判

ページ数

408

解説

内容紹介

第十八巻から第二十巻までの補篇。本巻までの自跋は、自らの学間の方法と軌跡を述べるもので、吉川学へのこの上ない手引きともなっている。「西東間記」「帰林鳥語」他。

目次

日本文学の特殊さ―「日本文化研究国際会議」特別講演
円地文子氏訳「源氏物語」
清経について
果実と雰囲気―「鴎外全集」の「医事軍事」篇を読んで
大仏次郎賞のために
大仏次郎賞選評
川端康成氏の人がら
とまどい
中野重治氏「レーニン素人の読み方」出版記念会に
風巻さんとの邂逅〔ほか〕

著作者プロフィール

吉川幸次郎

( よしかわ・こうじろう )

1904年、神戸市に生まれ、1980年、没。1923年京都帝大文学科に入学、支那文学を専攻。28年中国に留学、31年帰国。同年、東方文化学院(京都大学人文科学研究所東方学研究部)の研究員となり16年間をすごす。47年京都大学教授。この間、数々の著書を発表、日本の中国文学の普及に大きく貢献、芸術院会員、文化功労者となる。主な著書に、『尚書正義』、『杜甫私記』、『読書の学』、『仁斎・徂徠・宣長』、『吉川幸次郎全集』(全27巻+別巻1)などがある。

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