吉本隆明
( よしもと・たかあき )1924-2012年。東京生まれ。東京工業大学電気化学科卒業。詩人・評論家。戦後日本の言論界を長きにわたりリードし、「戦後最大の思想家」「思想界の巨人」などと称される。おもな著書に『言語にとって美とはなにか』『共同幻想論』『心的現象論』『マス・イメージ論』『ハイ・イメージ論』『宮沢賢治』『夏目漱石を読む』『最後の親鸞』『アフリカ的段階について』『背景の記憶』などがある。
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“現在”をどう生きるのか。経済を中心に、時代、時代の“現在”を真摯に考えぬいた結実。
1(“戦後”経済の思想的批判
時代はどう変わろうとしているのか
現代を読むPART2
日本経済を考える
高次産業社会の構図
近代国家の枠を超える力―米問題と核査察から考える)
2(「現在」ということ
現在をどう生きるか
現在と言う時代=状況論―消費資本経済社会と労働組合の当為)
3(休暇が取れない日本
日本社会の現在)
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