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単行本

神田神保町書肆街考 

——世界遺産的“本の街”の誕生から現在まで

世界でも類例のない古書店街・神田神保町。その誕生から現在までの栄枯盛衰を、長年神保町に暮らした著者が、地理と歴史を縦横無尽に遊歩しながら描き出す。

講談社出版文化賞【ブックデザイン賞】(第四八回)

定価

4,620

(10%税込)
ISBN

978-4-480-81532-3

Cコード

0095

整理番号

2017/02/23

判型

A5判

ページ数

568

解説

内容紹介

稀代の古書店街として世界に名をとどろかす「神田神保町」はいかにして出来上がったか。そこに蝟集した書店、出版社、取次、大?w、語学学校、専門学校、予備校、映画館etc.さまざまな記憶と記録を縦横無尽に召喚し、日本近代を育んだ“特異点”の全貌を描き出す!

目次

1(神保町という地名
蕃書調所の設立
東京大学の誕生
『当世書生気質』に描かれた神保町)
2(明治十年前後の古書店
明治二十年代の神保町)
3(神田の私立大学
漱石と神田
神田の予備校・専門学校)
4(神田神保町というトポス
中華街としての神田神保町
フレンチ・クォーター
お茶ノ水のニコライ堂)
5(古書肆街の形成
神田と映画館
神保町の地霊)
6(戦後の神田神保町
昭和四十?五十年代というターニングポイント)

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