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単行本

常識哲学

——最後のメッセージ

渾身の書き下ろし+講演 長い時間をかけてようやく到達した、「常識とは何か」。

常識とは何か? 臨床医の経験から生まれたそんな問いと真摯に向き合い辿り着いた、不透明な時代に翻弄されない生き方の哲学。著者の切実な思いが詰まった一冊。

定価

1,650

(10%税込)
ISBN

978-4-480-84303-6

Cコード

0095

整理番号

2014/05/13

判型

四六判

ページ数

192

解説

内容紹介

長い時間をかけてようやく到達した、「常識とは何か」。渾身の書下ろし。未完原稿を補完するため、ラマル会での講演草稿、インターネットのホームページ「なだいなだのサロン」に書かれた文章、日仏医学会での最後の講演草稿を収めた。

目次

臨床医の哲学(学ぶ哲学と持つ哲学
哲学との出会い ほか)
常識哲学(哲学への迷い道
精神科と哲学 ほか)
常識で考えよう(感想というより決意
尖閣問題とは? ほか)
常識があれば、みんな平和を求めます(「常識」という言葉は常識
常識は変わる ほか)

著作者プロフィール

なだいなだ

( なだ・いなだ )

1929-2013年。東京生まれ。慶應義塾大学医学部卒業。精神科医、作家。フランス留学後、東京武蔵野病院などを経て、国立療養所久里浜病院のアルコール依存治療専門病棟に勤務。1965年、『パパのおくりもの』で作家デビュー。著書に『TN君の伝記』『くるいきちがい考』『心の底をのぞいたら』『こころの底に見えたもの』『ふり返る勇気』などがある。

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