三木卓
( みき・たく )1935年ー。小説家、詩人。
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巨大な軌跡の全貌に迫る。詩集『邪宗門』『思ひ出』歌集『桐の花』童謡集『とんぼの眼玉』―白秋が日本の近代文学に残したかけがえのない仕事を、生い立ち、実家の破産、人妻との姦通事件などへ踏み込みながら追尋する本格的な評伝。
詩人の前夜
上京・修業・自立
『邪宗門』という衝撃
『思ひ出』―幼年期の恍惚と屈辱
『桐の花』―生涯の大事件
青春の死―三崎見桃寺での破局
“巡礼”から“阿蘭蛇”へ
『雲母集』―心のよみがえり
『雀の卵』の時代
童謡への開眼
歌謡の展開
『水墨集』より「日光」へ
『風穏集』と『白南風』
「多磨」という砦
後期童謡をめぐって
『黒桧』―最後の歌集
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