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定価

352

(10%税込)
ISBN

978-4-480-02046-8

Cコード

0193

整理番号

-1-3

1986/04/24

判型

文庫判

ページ数

320

解説

内容紹介

明治後期、熊本から上京、東京の大学に入った小川三四郎の前には三つの世界が待っていた。第一は旧態依然たる慣習の世界。第二は学問の世界。第三は女性のいる恋の世界である。この三つの世界のどれかに自分も入れるかもしれないと考える三四郎は、大学の池のほとりで知り合った都会人美禰子にひかれてゆく。明治40年代の学生生活を描いた漱石の青春小説。

著作者プロフィール

夏目漱石

( なつめ・そうせき )

1867-1916年。江戸・牛込馬場下横町(現・新宿区喜久井町)に生まれる。本名金之助。1893年、東京帝大英文科卒業。松山で愛媛県尋常中学校教師、熊本で第五高等学校教授を勤めたあと、1900年、文部省留学生としてイギリスに留学(1903年1月、帰国)。帰国後は東京帝大講師として英文学を講じながら、『ホトトギス』誌上に「吾輩は猫である」を発表。その後、朝日新聞に入社し、「虞美人草」「三四郎」などを連載、国民的大作家となる。主な作品に「坊っちゃん」「行人」「こころ」「それから」「門」などがある。

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