ちくま文庫
新版 思考の整理学
外山滋比古
著
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855
円978-4-480-02264-6
0136
-8-1
1988/09/27
文庫判
544
頁阿部定、正田昭、小原保、大久保清、三浦和義、かい人21面相…といった“名高い”犯罪者から、コソ泥、スリ、サギ師まで、昭和の時代を背景に、多彩なドラマを演じた人びとの物語。犯罪そのものの話だけでなく、警察官や塀の中の世界までも登場する。筆者には内田百(けん)、坂口安吾、大宅壮一、大岡昇平、吉野せい、種村季弘、野坂昭如、安部譲二、南伸坊など多土済々。
1 サギ師の舞台(サギ師の舞台
どうせこの世は出たとこ勝負
万博型結婚詐欺 ほか)
2 泥坊三昧(小山田三郎
いもどろぼう
大金塊を盗まれた天賞堂
疎開と浮浪とスリ学校
大堀重雄サンと… ほか)
3 警察官の生活(巡査拝命
35年の刑事生活を終えて ほか)
4 塀の中の世界(戦慄の少年院時代
早春の前橋刑務所
ニセ医者日本一の腕前 ほか)
5 阿部定という人(阿部定騒ぎ
阿部定隣室観察十日間
阿部定さんの印象 ほか)
6 三面記事の世界(「赤マント」社会学
生きている「団地内主婦殺し」
21面相の手紙抄 ほか)
7 殺人事件帖(金属バット殺人事件
豊田商事・会長刺殺事件 ほか)
8 十三の階段(こんにちは、事件屋です
遺書 ほか)
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