ちくま文庫
新版 思考の整理学
外山滋比古
著
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ある日突然、私は十数日間におよぶ“査問”という異常な体験をする。日本共産党が躍進を続け、総選挙で38議席を獲得した1972年、一部の共産党員たちが家族との連絡を断ち、拘束状態の下で査問を受けた。査問、それは共産党内では特別の意味をもつ言葉である。スパイ、組織破壊者など裏切り者への取り調べ…。当事者が明かす衝撃のドキュメント。
第1章 査問の風景
第2章 査問する側される側
第3章 釈放後の風景
第4章 離脱の風景
第5章 昨日の世界
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