ちくま文庫
新版 思考の整理学
外山滋比古
著
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橋板の貧民窟・岩の坂で育った社会派ルポライターが綴る、壮絶で切ない、怒涛のような少年時代の思い出。木賃宿・長屋の住人。梅毒で鼻が無い“フガフガのおばさん”、正体不明のインテリ「ゴライ博士」、ヒロポン中毒のマアちゃん、初恋のパンパンガール…。強靱で、悲惨で、温かで、そして何より自由だった戦中戦後の「東京スラム」を、深い郷愁を込めて描く。
ハギワラの受難
わが町・岩の坂
赤犬を食った男たち
記録のなかの岩の坂
晩年の宿場町
「番場の忠太郎」
わが母の出自
東条のバカヤロー
竹馬と石福とハギワラ
天女の舞いおりた葬式〔ほか〕
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