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ちくま文庫

東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ

そのケンカ道の見事さに目を見張り「私も学問がしたい!」という熱い思いを読者に湧き上がらせた、涙と笑いのベストセラー。 【解説: 斎藤美奈子 】

定価

836

(10%税込)
ISBN

978-4-480-42021-3

Cコード

0195

整理番号

-27-1

2004/11/10

判型

文庫判

ページ数

336

解説

内容紹介

教授は言った。「相手にとどめを刺しちゃいけません。あなたはとどめを刺すやり方を覚えるのでなく、相手をもてあそぶやり方を覚えて帰りなさい。そうすれば、勝負は聴衆が決めてくれます」タレントは唸った。「本物は違う!」今、明される究極のケンカ道とは?フェミニズムの真髄とは?20万人が笑い、時に涙し「学びたい」という意欲を燃えたたせた涙と笑いのベストセラー。

目次

教室は四角いジャングル
本物は違う!!
「わからない」という言葉のもつ力
学生たちとの交換条件
美貌と巨乳と学問の価値
「それがわかればしめたもの!!」
賢さに種類があるとすれば
安田講堂がみたもの
構図を叩きつぶす技術
学者はなぜ、打たれ強いか〔ほか〕

著作者プロフィール

遙洋子

( はるか・ようこ )

タレント・作家。大阪生まれ。1986年から8年間、上岡龍太郎氏と組んで司会をした読売テレビ「ときめきタイムリー」から本格的にタレント活動を開始。関西を中心に、テレビ・ラジオ・舞台などで活躍すると同時に、執筆活動も始める。2000年、『東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ』(筑摩書房)がベストセラーに。その後の著書に、『介護と恋愛』『美女の不幸』『主婦たちのオーレ』(筑摩書房)『結婚しません。』『いいとこどりの女』(講談社)、『野球は阪神 私は独身』(青春出版社)、『働く女は敵ばかり』『働く女は腕次第』(朝日新聞出版)、『女の敵』(日経BP社)などがある。自らの父の介護体験を基に書いた『介護と恋愛』(ちくま文庫)は2006年、NHKでドラマ化され、遙洋子自ら脚本を執筆。文化庁芸術祭参加作品に選ばれる。豊かな人間観察に裏打ちされた、テンポのいい、奥行きのある文章には定評がある。

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