トマス・ピンチョン
( ぴんちょん,とます )1937年5月8日ニューヨーク州ロング・アイランド生まれ。主な著書に『V.』(63年)、『重力の虹』(73年)、『スロー・ラーナー』(84年)、『ヴァインランド』(90年)、『Mason&Dixon』(97年)、『Against the Day』(2006年)、『InherentVice』(09年)がある。
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著者自身がまとめた初期短篇集。「謎の巨匠」が自らの作家生活を回顧する序文を付した話題作。驚異に満ちた世界。 【解説: 高橋源一郎、宮沢章夫 】
1,045
円978-4-480-42456-3
0197
-7-2
2008/07/09
文庫判
320
頁『重力の虹』など、現代アメリカ文学史上に聳える三つの傑作長篇を発表後、十余年の沈黙ののちに作家自身がまとめた初期短篇集。「謎の巨匠」と呼ばれてきたピンチョンが自らの作家修業時代を回顧する序文を付した話題作。ポップ・カルチャーと熱力学、情報理論とスパイ小説が交錯する、楽しく驚異にみちた世界。新装版刊行にあたり解説二本を収録した。
スロー・ラーナー(のろまな子)序
小雨
低地
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秘密裡に
秘密のインテグレーション
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