酒見賢一
( さけみ・けんいち )福岡生まれ。1989年に『後宮小説』で第1回日本ファンタジーノベル大賞を受賞し、デビュー。1992年に『墨攻』『陋巷に在り』『ピュタゴラスの旅』で中島敦記念賞、2000年には『周公旦』で新田次郎文学賞を受賞。その他の著書に『泣き虫弱虫諸葛孔明』『語り手の事情』などがある。
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「ありとあらゆるものを分解する」分解者。分解の対象は銃、人体、そして…(『分解』)。音の神が「最初の一滴の音」を求めて町をさまよう。音神がそこに見つけたものは(『音神不通』)。雑誌掲載後、長らく入手不可能となっていた五本の中短篇を初収録。他に、古代史の世界を舞台に男たちの生き様を描く『童貞』『ピュタゴラスの旅』などを加え、酒見賢一のエッセンスを凝縮した一冊。
ピュタゴラスの旅
エピクテトス
分解―DECOMPOSITION(& ASSEMBLING)
音神不通
この場所になにが
泥つきのお姫様
ふきつ
童貞
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