吉川潮
( よしかわ・うしお )1948年、茨城県生まれ。立教大学経済学部卒。作家。演芸評論家。落語立川流顧問。1996年、『江戸前の男─春風亭柳朝一代記』(新潮社)で新田次郎文学賞受賞。主な著書に『江戸っ子だってねえ─浪曲師廣澤虎造一代』『浮かれ三亀松』『本牧亭の鳶』(すべて新潮社、ランダムハウス講談社文庫)『完本・突飛な芸人伝』(河出文庫)『戦後落語史』(新潮新書)『人生、成り行き─談志一代記』(共著 新潮文庫)等がある。
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「かなりや」「肩たたき」「毬と殿さま」「東京行進曲」「東京音頭」「同期の桜」「青い山脈」「蘇州夜曲」「王将」…早稲田の仏文学教授として学生に慕われる一方で、昭和の戦前戦後にかけて、今も愛唱される多くの童謡、歌謡曲の作詞を手がけた西條八十。激動の昭和史と歌謡史を背景にそれぞれの歌にまつわるエピソードと共にその生涯を描き第十八回大衆文学研究賞を受賞した傑作評伝小説。
プロローグ 東京行進曲
第1部 かなりあ
第2部 同期の桜
第3部 青い山脈
第4部 王将
エピローグ 銀座の柳
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