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ちくま文庫

増補 遅読のすすめ

定価

858

(10%税込)
ISBN

978-4-480-42854-7

Cコード

0195

整理番号

-19-3

2011/08/09

判型

文庫判

ページ数

320

解説

内容紹介

読書は速度か?読書は分量か?ゆっくりでなければ得られない「効能」が読書にはある。本を読むこと本来の「快」を取り戻すための、反“速読”・反“多読”術。「読むリズムが快くきざまれているとき、それは読み手の心身のリズムと幸福に呼応しあっている。読書とは、本と心身とのアンサンブルなのだ。」文庫化にあたり、単行本未収録エッセイを大幅増補。

目次

第1部 遅読のすすめ(ゆっくり読む
幸福な読書
暮しの時間
大食いと多読
読書の周期
本を手にして)
第2部 本が好きになる本の話(本が好きになる本の話
読書三到
文庫つれづれ)

著作者プロフィール

山村修

( やまむら・おさむ )

1950年生れ。慶應義塾大学文学部フランス文学科卒業。青山学院大学図書館司書の傍ら、〈狐〉のペンネームで1981年2月から2003年7月まで1188本の書評を日刊ゲンダイに発表。主な著書に『狐の書評』(本の雑誌社)、『野蛮な図書目録』『狐の読書快然』(洋泉社)、『水曜日は狐の書評』『もっと、狐の書評』『増補 遅読のすすめ』(ちくま文庫)、『禁煙の愉しみ』(洋泉社/朝日文庫)、『気晴らしの発見』(大和書房)などがある。2006年逝去。

この本への感想

単なる復刊だとしても嬉しいですが、もともとの「遅読のすすめ」と同じくらいの分量の書評が加わっての増補版、本当に嬉しいです。読書術の本だとありますが、読みながら方法を意識するよりは、文中に語られる読書の喜び、幸福感を著者に共感するように何度も味わいました。

pneurooncologist

さん
update: 2011/08/16

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