奥成達
( おくなり・たつ )昭和17年、東京都出身。詩人・エッセイスト。雑誌編集者、大学講師などを経て、現在フリー。ながたはるみ氏とコンビを組んだ『遊び図鑑』(福音館書店)はロングセラーになっている。その他、『駄菓子屋図鑑』(ちくま文庫)、『昭和こども図鑑』『昭和こども食べもの図鑑』(ポプラ社)、『昭和30年代図鑑』『昭和30年代スケッチブック』(いそっぷ社)、『宮澤賢治、ジャズに出会う』(白水社)など著作多数。
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あのころは、毎日がお祭りのようだった。男女二人一組でやった日直の仕事。コッペパンと脱脂粉乳のミルク、アルミ容器の学校給食。廊下で興じたプロレスごっこ。階段の手すりを使った滑り台。作曲家の肖像画をいつの間にか覚えてしまった音楽室。ホルマリンの臭いが漂う理科室。待ち遠しかった運動会や遠足。晴れやかな気分の入学式と卒業式。誰にでも確かにあったあの時代の思い出の数々を、楽しい文章と豊富なイラストで活き活きとつづる。
1章 学校生活編(入学式
朝礼
日直 ほか)
2章 教室・校庭編(木造校舎
廊下のプロレスごっこ、しっぺ
休み時間のミサイル・ゲーム ほか)
3章 思い出の行事編(授業参観
家庭訪問
映画鑑賞の日 ほか)
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